投資信託では、「一口いくら?」という感じで、一口の値段が存在しています。この値段は、常に一定に固定されているのではなく、ファンドの運用実績によって変動します。投資信託をしている人の中には、変動を利用した「短期運用」をする人もいるのですが、「投資信託では短期運用をするべきではない!」という意見も多いのです。
一口の値段が下がった時点で焦って売ってしまうと、その時点で損失が確定してしまいます。しかし、ずっと保有しておけば、その損失が確定することはありません。また保有し続けていくと、その分の配当金が溜まってきますので、長い目で見れば、「変動による損失をカバーできる」ということになるんですね。
また、運用を行っているファンドからしても、「下がっりぱなし」ではメンツにかかわります。ファンドとしての信用もなくなりますし、証券会社や投資家から見放されれば、一気に「破綻」という可能性も秘めているためです。
そのため、一度下がったとしても、ファンドは何としてでも「上げよう!」と努力します。ということは、一度下がったとしても、「待っていれば上がる可能性が高い」ということなんですね。これが、株取引やFXなどと異なる「投資信託の特徴」なのです。
株取引やFXの世界では、多少の損失が出た時に「損切り」をすることが大切です。しかし、これと同じ感覚で投資信託をしてしまうと、「取り戻せるチャンスを自分から捨ててしまう」ということになってしまうのです。ですので、変動による損失が出たとしても、「じゃあ、損切りしよう」と考えるのではなく、少し長い目で見守るということを覚えておきましょう。