「投資信託」と「税金」について勉強してみましょう。投資信託で得た利益は、当然ですが所得とみなされるため、年間で一定以上の利益を上げたなら、必ず申告する必要があります。
投資を始められる人が増える中、申告しない人も増えているのですが、これは立派な犯罪です。ですので、投資を始めるときには必ず税金についても勉強しておくことが大切なんですね。
さて、投資信託の場合、「公社債投資信託」と「公募株式投資信託」によって税率が変わってきます。「公社債投資信託」で資産を運用している場合、利益に対する税率は「20%」と決まっています。この数字は固定されていますので、その他の所得と併せて計算する必要はないんですね。いわゆる「申告分離課税」という種類の税金です。
一方、「公募株式投資信託」ですが、こちらは一般的な株取引と同じ税金の計算方法が適応されます。株取引をやっておられる方ならご存知だと思いますが、2010年2月現在では「10%」に税率が固定されています。株取引の「10%」という税率は、じつは「暫定的な優遇制度」によるものなのです。
つまり、本来なら株取引でも税率は「20%」なんですね。ところが、「株式市場をもっと活発にする」という政府の思惑もあり、あくまでも暫定的に「20%→10%」という優遇措置が取られているのです。しかし、この暫定措置は今後もしばらく続くと予想されていますので、「20%になったらどうしよう…」と心配する必要はないと思いますよ。